KOSOL GUIDE

酵素ガイド

2025/7/2

酵素と健康

戦後の混乱を乗り越えた酵素の奇跡

酵素の世界社の始まり

戦後、混乱の時代を生き抜いた創業者島本覚也が目指したのは、酵素の力を活かした土づくりでした。
当時、化学肥料が普及し始めていましたが、その弊害を感じていた彼は、自然の力を取り戻す方法を模索していました。
酵素の存在に出会った覚也は、農業に「酵素の力」を活かす研究に没頭し、農法の確立に向け自らの手で実践することを決意。
郷里に戻り、森林を伐採し開墾することから始め、その技術に賛同する農業者を迎えて「酵素の世界社」を設立しました。この時期の苦労と努力は、まさに今の酵素の世界社、島本微生物工業の礎となるものでした。

伝統と革新―島本微生物農法の誕生とその成長

島本微生物農法の誕生には、覚也の先代が営んでいた製麹業の技術が大きく影響しています。
発酵の力を活かし、植物に優しい土づくりを目指すという理念のもと、島本覚也は新たな農業資材の開発を進めました。
当時の「木材屑は堆肥にならず、農業には使えない」という常識に対し、彼は発酵の力を信じ、試作と失敗を繰り返す中、遂に木材屑の堆肥化に成功します。
その結果、微生物農法が確立し、農業と酵素食品が密接に結びつく礎が築かれたのです。この農法の成功が、後の健康食品市場にも大きな影響を与えました。

酵素の力を信じて―島本覚也の挑戦と発酵技術の発展

発酵技術の発展において、島本覚也の挑戦は止まりませんでした。
彼は発酵の力を活用し、畜産資材、そして酵素食品の開発に着手。当初は学術的な裏付けがないこの技術も、実験の積み重ねにより確かな実績を見せました。
島本覚也は、ただの農業技術者にとどまらず、発酵の力を信じ、その技術をひとの健康に寄与する酵素食品の開発へと繋げました。
このことが、今も続く酵素食品の技術の礎となったことは言うまでもありません。

健康食品と農業―製品が生まれた背景

最初に手掛けた酵素技術は農業用として植物の健康を支えるために生まれましたが、その後、農家の健康維持のために酵素食品が開発され、一般家庭にも広まることとなります。このように、酵素食品は島本微生物農法をきっかけに農業と食品の技術が密接に関わりあいながら発展してきました。
自然にできるだけ負荷をかけない農法で作られた素材を活かした酵素食品は、農作物と同じく自然の恵みを最大限に活かした製品となり、多くの人々に健康を提供しています。

60年以上の歴史を持つ酵素食品―島本微生物工業の革新と挑戦

島本微生物工業は、創業から60年以上、変わらぬ品質と伝統を守りながら酵素食品を提供し続けています。
時代に合わせて、見せ方や伝え方を変えながらも、その本質は常に「自然の力」を大切にしています。この60年以上の歴史は、決して楽な道のりではありませんでした。
常に革新を求め、挑戦し続ける姿勢があったからこそ、今の島本微生物工業があるのです。
未来へと続くその歩みは、酵素食品をより多くの人々に届けるための新たな挑戦でもあります。

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